保育の手続き、医療費の助成、奨学金の申請。そういった場面で「非課税証明書を持ってきてください」と言われると、何をどこで取ればいいのか、一度で正解できるか不安になりますよね。
地域情報メディア『まっぽし熊本』のエリア担当ライター、ちかモンです。わたしも市内を車で回ることが多く、窓口に行く前に場所や段取りを先に確認しておく派です。
この記事では、非課税証明書が必要になる場面から、熊本市での取得場所・年度の読み方・代理取得の注意まで、流れで整理しています。
非課税証明書が必要になる主な場面
非課税証明書は、行政の給付や減額制度の申請でよく求められます。提出先が指定する書類名は様々で、「所得証明書」と書かれていることもあります。
先に確認しておきたいのは、提出先が実際に何を求めているかという点。窓口に行く前に、提出先へ「どの証明書が必要か」を一度確認しておくと無駄がありません。
- 保育園・認定こども園の保育料算定
- 医療費助成(子ども・障がい者など)
- 国民健康保険料の減免申請
- 奨学金・住宅支援などの所得審査
課税証明書と非課税証明書の違いとは
迷いやすいのが、「課税証明書」と「非課税証明書」が別の書類に見えるという点。実際には、熊本市では同じ書類です。
正式名称は「市民税・県民税・森林環境税(所得・課税)証明書」。課税される方には課税証明書として、非課税の方には同じ書類が非課税証明書と呼ばれます。所得証明書という呼び方も、この書類を指すことが多いです。
熊本市で証明書を取れる窓口の場所
窓口は市内に複数あります。市民税課(市役所本庁)のほか、東・西・南・北の各区役所内の税務室でも取得できます。
各区役所の区民課や総合出張所でも交付を受けられます。用事のついでに寄りやすい場所を先に見ておくと、動きやすいですよ。
- 市民税課(市役所本庁)
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中央区手取本町1番1号。所得・課税証明書を含む全種類の市税証明書に対応。
- 各区役所 税務室・区民課
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東・西・南・北の各区役所内で対応。所得・課税証明書の交付が可能。
- 各総合出張所・芳野分室
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地域の出張所でも交付を受けられます。対応できる証明書の種類は公式で確認を。
コンビニ交付を使うときの確認事項
熊本市では、マイナンバーカードを使ってコンビニのマルチコピー機から所得・課税証明書を取得できます。手数料は1通200円で、窓口より200円安い仕組み。
ただし、コンビニ交付で取れるのは最新年度分のみです。過去の年度が必要な場合は窓口か郵送での申請になります。利用にはマイナンバーカードと4桁の暗証番号が必要で、転出後の方や令和8年1月2日以降に転入した方は利用できません。詳細は熊本市公式サイトで確認してください。
申請に必要な本人確認書類の種類
窓口申請では、マイナンバーカードや運転免許証など顔写真付きの官公署発行書類が1点必要です。健康保険証や年金手帳など顔写真なしの書類の場合は2点の提示が求められます。
必要書類の詳細は時期によって変わる場合があります。窓口へ行く前に熊本市公式サイトで最新情報を確認しておくと安心です。
代理で取るときに見落としやすいこと
家族に取りに行ってもらう場合、状況によって必要なものが変わります。委任状が必要かどうかが特に迷いやすい点です。
同一世帯の親族が申請する場合は、委任状を省略できることがあります。ただし省略できるかどうかは状況次第で、窓口に確認しておくほうが無難です。別世帯の家族が取りに行く場合は委任状が必要になります。

委任状は熊本市公式サイトからダウンロードできます
年度の見方で迷ったときの整理の仕方
よく迷うのが「年度と収入の年がずれて見える」という点。住民税は前年の所得をもとに計算される仕組みのため、「令和8年度の証明書」には令和7年1月から12月の収入が反映されています。
去年の収入を証明したいなら「今年度の証明書」を取る、という流れになります。提出先に「何年度のものが必要か」を先に聞いておくと、取り直しを防げます。
提出先に事前に確認しておきたいこと
実際に窓口へ行く前に、提出先へ確認しておくと動きやすいことが3点あります。
「非課税証明書」「所得証明書」など呼び方が違っても、同じ書類を指す場合があります。
「最新年度でよいか」「指定年度があるか」を先に聞いておくと無駄がありません。
提出先が複数ある場合や、念のため予備が必要かどうかも確認しておくと安心です。
受け取る前によくある勘違いと失敗例
実際にあるのが「窓口に行ったけど、必要な年度が取れなかった」というケース。コンビニ交付では最新年度しか取れないため、過去年度が必要な手続きには使えません。
もう一つ見落としやすいのが申告の有無。収入がなかった年でも申告をしていないと証明書が交付されないことがあります。そのような場合は、市民税課に相談してみてください。
手数料と新年度の交付開始について
窓口での手数料は1年度1通につき400円、コンビニ交付は200円です。郵送申請の場合も同額で、定額小為替を同封します。いずれも変更になる場合があるため、申請前に熊本市公式サイトで確認を。
新年度の証明書(前年の所得が反映されたもの)は、毎年6月1日から交付が始まります。6月より前に申請しても新年度分は取得できないため、タイミングには注意が必要です。
熊本市の公式情報をすぐ確認できる場所
熊本市公式サイト内の「市税に関する証明の申請」ページに、窓口・郵送・コンビニ・オンライン申請の詳細がまとめられています。最終更新日も掲載されているため、情報の鮮度も確認できます。
ひごまるコール(熊本市の電話相談窓口)でも案内を受けられます。「どこに電話すればいいか分からない」という方も、まずここに問い合わせてみるとよいと思います。
準備を始めるなら今日の小さな一歩から
証明書が必要になったとき、いちばん慌てるのは「何年度を取ればいいか分からないまま窓口に向かう」場面かなと思います。提出先の書類名と必要な年度だけ、今日メモしておけば、当日はずっと動きやすくなります。
わたしは用事の前後に寄れる窓口かどうかをまず確認する癖があります。区役所の税務室や各総合出張所は市内に複数あるので、無理なく行ける場所を一つ選んでおくと気持ちが楽になる気がしています。
この記事が、非課税証明書を取りに行く前の「あれ、どうだったっけ」を少しでも減らせたらうれしいです。まずは提出先に書類名と年度を確認するところから始めてみてくださいね。












